早いもので11月も終わりに近づいている。東京では、観光スポットやイベントスポットが多いのか、クリスマスの話題が早くもTVで流れている。
最寄り駅の国立駅の周辺でも、街頭にクリスマスのイルミネーションを設置する作業がなされていた。なんだかいいな、この感じ。
昔から、クリスマスって誰もが幸せに浸れる時期だと思っている。小さい頃からのイメージの植え付けかも知れないけど、私の中ではそう。特にキリスト教徒でもないけど、家族や大好きな人と一緒にいられることが本当に幸せだと、心から思える一瞬を、このクリスマスのイルミネーションや空気の冷たさが、演出してくれていると思う。
うちの実家では、いつも骨付きのチキンのもも肉がクリスマスの定番メニューだった。でも母が焼いたものではなく、鶏肉屋さんで買ってきたもの。それをいつもは持たないナイフとフォークで食べる。そして、近くのケーキ屋さんで買ってきたショートケーキ。子供3人がめいめいに慣れない手つきで食べる。特にプレゼントとか買ってくれる家でもなかったけど、私にとっては特別な一日だった。
あと思い出すのが、小学校のときに何度も何度も、繰り返し読んだ「マッチ売りの少女」。だんだんと凍えていく中で、1本ずつマッチを擦っては、小さな炎の中に浮かんでくる暖かそうなコートや手袋、次の1本にはおいしそうな、焼き立ての七面鳥の丸焼き。そして、最後の1本が消える頃には、微笑んで眠るように、そして頬はばら色に、天国へと旅立っていた・・。
多感な頃に読んだ物語と、自分の現状を知らずに重ね合わせていて、自分はなんて幸せだなんだろう、と思っていたんだろうな。自分が結婚してからというもの、この季節になるとこの記憶が必ず出てくる。
これは、先週新宿高島屋に行ったときに飾ってあった。可愛かったので撮ってみた。クマのぬいぐるみで出来たクリスマスツリー!